絲音綴り

自分でもなぜこんなことになるのか わからないまま演奏を続けていたのですが



本番の合間、舞台の 袖 でぼやく私。



Y：袖 （袖口 のことですね） が竜角に引っかかるの～　

H：私も十七絃の時、ピン （上ピン のことですね） に引っかかるんよ

Y：ピン!? そうか～ピンなんだ!! 竜角でなくてピンに引っかかってるのか



（どちらもお着物着用時です）




今回、私が使ったお箏は、こちら



紅木　玉縁　綾杉彫り　6尺のピン式の新福山箏です。



ちょうど４年前に特注で作っていただいたお箏なんですが
その時の記事は、こちら → http://yurururira.ikora.tv/e1314987.html




やはり、リハは本番スタイルで試しておくべきでした！


そういえば、このお箏、お着物で弾いたことが一度もなかった




袖口にピンがハマるなんて 想定外!!





同じ失敗を繰り返さないよう、気をつけたいと思います



　　


お箏の演奏スタイルが今風になったとはいえ、やはりお箏とお着物は切っても切れない関係。

座奏の時は決まってお着物だし、イベントによってはお着物限定の時もあったり。



成長過程の子どもさんは、なかなかお着物というわけにはいかないですが、
浴衣ぐらいであれば、クリアランスセールなどを利用するとお洋服感覚で購入できますよね。



大人になってからだと、演奏するとき袂がやけに気になるんですよね
子どもの時に慣れておくといいのかな～と思い、今回は浴衣での演奏をご提案させていただきました。


N実さんにも右の袂の扱い （前回気になるところがあったので） を直してあげて、えらそうにね




うん！絶対にこっちのほうが綺麗よ




なのに、その私が見事に大失態





リハは極力、本番スタイルで！


どうぞ反面教師にしてください